只今、建築家を目指して日本女子大学の通信教育課程に籍を置く私ですが、せっかく、社会人にもなり、改めて学びの場に戻ってきたので、静かに学ぶだけでなく、建築的みんなの居場所を作りたいと思っています。
そんな場所が『みとよ建築少年』です。長らく活動をしていませんでしたが、何かイベントをやりたいなと計画しています。
幾つか思いついたイベントのうちのひとつが『猫と住む家』を考えるコミュニティーです。
実際に猫と住んでいる人や、猫と住みたいと思っている人に話しを聞いて、知識や情報を高めていく試みです。
私は小学生の頃に姉が呼び寄せ住み着いた黒猫との暮らし以来、猫とは住んでなくて、
もし、これから家を建てる、もしくはリフォームするなら、猫と住める家もよいなと考えています。
そんな中、発売されたBRUTUS Casa 猫と家。
猫と暮らすためのアイデアが150も載っているようです。
買うのもいいけど、猫を飼っていて、この雑誌を購読してそうな建築デザイナーの友人を思い出したので持ってるか聞いてみることにしてインスタで連絡しました。
答えはYES、そして、もっと持ってるよーって貸してくれました。これは貴重なブックリストです。
これだけ読めば、良い家が出来そうです。
猫と暮らす家には、猫が安全で快適に過ごせるための様々な設備が必要です。以下に、猫と暮らすための家に必要な設備や工夫を詳しく述べます。
1. 安全な環境
●窓とバルコニーの対策
猫は好奇心が強く、高い場所に登るのが好きです。そのため、窓やバルコニーからの転落事故を防ぐために、安全ネットや柵を設置することが重要です。窓には、猫が簡単に開けられないようにロックを取り付けるか、網戸を強化することが必要です。
●有毒な植物や物質の管理
猫にとって有害な植物や物質が家の中にないか確認し、必要に応じてそれらを排除するか、高い場所に置いて猫がアクセスできないようにします。例えば、ユリ科の植物やチョコレート、タマネギなどは猫にとって有毒です。
2. 快適な生活空間
● 隠れ場所
猫はストレスを感じると隠れる習性があります。家の中にいくつかの隠れ場所を設けることで、猫が安心して過ごせるようになります。キャットタワーの穴や、ベッド下のスペース、キャリーケースなどが隠れ場所として適しています。
●キャットタワーとキャットウォーク
猫は高い場所に登ることを好むため、キャットタワーやキャットウォークを設置することが望ましいです。これにより、猫が運動不足にならず、ストレスを発散することができます。また、キャットウォークを壁に取り付けることで、部屋の空間を有効に使うことができます。
● 爪とぎ場所
猫は爪をとぐ習性があります。これを満たすために、爪とぎ用のポールやマットをいくつか設置します。爪とぎを提供しないと、家具や壁紙が傷つく可能性があります。
3. 健康管理
●トイレ設備
猫用のトイレは清潔に保つことが重要です。自動掃除機能付きのトイレや、複数の猫がいる場合は猫の数に応じたトイレを設置します。また、トイレの場所は静かで人の通りが少ない場所が望ましいです。
● 食事と水の供給
猫用の食器は安定して倒れにくいものを選びます。自動給餌器や自動給水器を設置すると、飼い主が不在の時でも猫がいつでも食事や水を摂ることができます。また、流れる水を好む猫もいるため、ペット用のウォーターファウンテンを設置すると良いでしょう。
● 健康チェック
定期的な健康チェックも重要です。動物病院に通うのが難しい場合は、猫の体調を自宅でチェックできるよう、温度計や体重計を用意します。また、ブラッシングや爪切りなどの日常のケアを行うための道具も必要です。
4. 精神的な刺激
●おもちゃと遊び場
猫は遊びを通じて精神的な刺激を受けることが大切です。さまざまなおもちゃを用意し、定期的に新しいおもちゃを提供することで、猫が飽きることなく遊べるようにします。レーザーポインターやフェザー付きのおもちゃ、知育玩具などが良い例です。
●ソーシャルインタラクション
猫は飼い主との交流も大切にします。定期的に一緒に遊んだり、撫でたりする時間を作ることで、猫の精神的な健康を保つことができます。また、複数の猫を飼うことで、猫同士が遊んだりコミュニケーションをとる機会を提供することも有効です。
5. その他の設備
● ベッドと休憩場所
猫専用のベッドやクッションを用意し、猫が快適に眠れる場所を提供します。日当たりの良い窓際や静かな部屋の隅など、猫がリラックスできる場所にベッドを置くことが重要です。
● 掃除用品
猫がいる家庭では、毛や砂の掃除が日常的に必要になります。高性能な掃除機や、床用のモップ、粘着ローラーなどを用意しておくと便利です。また、消臭スプレーや除菌シートも用意しておくと、猫のトイレ周りや汚れた場所の掃除がしやすくなります。
猫と暮らす家では、これらの設備を整えることで、猫が安全で快適に過ごせる環境を提供することができます。適切な設備と工夫を施すことで、猫の健康と幸福を保ち、長く幸せな共同生活を送ることができるでしょう。
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